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協力隊募集情報

止まっていた空き家を動かす人に。茅野市で、その一歩に寄り添う。

今すぐ募集要項を見る

応募条件

  • 地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない方
  • 3大都市圏の都市地域または政令指定都市に生活の拠点があり、採用日以降に茅野市へ住民票を移せる方(3大都市圏:埼玉・千葉・東京・神奈川・岐阜・愛知・三重・京都・大阪・兵庫・奈良の全域)
  • 申込時点で20歳以上の方
  • 普通自動車運転免許(AT限定含む)をお持ちの方
  • Word・Excel等の基本操作・インターネット・SNSを活用できる方
  • 心身ともに健康で、誠実に活動できる方
  • 任期終了後も茅野市への定住・地域活動への意欲がある方

応募から着任までの流れ

募集人数1名
活動期間採用日から最長3年間(年度ごとに更新確認、2年目以降の継続は予算状況により確定次第お知らせ)
採用予定日令和8年10月1日予定(転居等の状況により応相談)
雇用形態第1号会計年度任用職員(地方公務員法第22条の2第1項第1号)
給与月額214,606円/年収310万円程度(国の人事院勧告により変動あり。年1回昇給あり)
諸手当通勤費相当額・期末勤勉手当(条例・規則による)。社会保険:健康保険・厚生年金・雇用保険適用
勤務時間原則 平日8:30~16:30(休憩1時間)
業務の都合により、土日及び祝日の行事対応や夜間の会議に参加していただくことがあります
休暇年次有給休暇・療養休暇・特別休暇(条例による)。休日勤務の場合は代替休暇対応
住居市営住宅を提供(家賃36,000〜40,000円/月は茅野市負担)。活動中に地域の空き家へ転居することも可能
副業協力隊活動に支障のない範囲で可(要許可申請)
勤務地長野県茅野市

エントリー前オンライン説明会(希望者)

8月7日(金)20時から
※個別説明希望者には8月7日以降、日程調整のうえオンラインで対応させていただきます。

  1. エントリー(締切:令和8年8月20日)
    ▼エントリーはこちら
  2. 一次選考(書類選考)
    選考結果はメールにてご連絡します
  3. おためし協力隊(2泊3日)
    ※3日目に最終面接を行います。中大塩地区での活動体験と最終面接を実施します(9月5〜7日予定・交通費は自己負担)。
  4. 内定・着任 令和8年10月1日着任予定

「ちょっと気になるけど、応募するほどじゃないかも…」という段階でも大歓迎です。

まずは話だけでも。

お気軽にフォームよりお申し込みください。

担当職員からのメッセージ

平林さん(茅野市 都市計画課 住宅係)

『空き家=価値あるもの』という認識が広がって、次の人へつなぐことが当たり前になる。

新たな地域おこし協力隊の方と、そんな循環をつくれたらと思っています。

茅野は縄文時代から、人々の往来があり、住む人と訪れる人が関わり合ってきた土地です。

交流を原動力とするDNAを持つまちだからこそ、たくさんコミュニケーションを取りながら、空き家が循環する仕組みをつくり上げてもらえたらと思います」

お問い合わせ

〒391-8501 長野県茅野市塚原二丁目6番1号
茅野市役所 都市計画課 住宅係
TEL:0266-72-2101(内線537) FAX:0266-82-0237
E-mail:toshikeikaku@city.chino.lg.jp
茅野市ウェブサイト:https://www.city.chino.lg.jp/

執筆:小林拓水 撮影:五味貴志

東京から特急で約2時間半。長野県のほぼ中央、八ヶ岳の西麓に広がる茅野市は、標高800mを超える高原のまちです。

蓼科・白樺湖といった全国的なリゾートを抱えながら、縄文遺跡が示す1万年以上の歴史も息づいています。その一方で、市内には別荘などを除く空き家が約4,310戸(※)。(※令和5年 住宅・土地統計調査)年々その数は増え続けている現状があります。

今回募集する地域おこし協力隊の名称は「空き家つなぐパートナー」。

行政でも、不動産会社でも、地区住民でもない、ちょうど”その間”に立つ存在です。

所有者の悩みに耳を傾け、行政や他の事業者とも連携しながら、空き家を市場に流通させたり、新たな活用方法を見つけたりすることが主なミッションになります。

今回は、主な活動フィールドとなる中大塩地区で空き家と向き合う3人に、話を聞きました。

松尾妙子さん(写真左):茅野市地域おこし協力隊員 兼 一般社団法人住まいと居場所と交流の会 代表理事。約2年半前に茅野市へ移住。地域おこし協力隊員として、茅野市全体の空き家問題に取り組む傍ら自らの社団法人にて、空き家のマッチングなどに取り組む。

北澤淳さん(写真中央):茅野市中大塩地区 区長会長。今回の地域おこし協力隊の主な活動拠点となる地域の区長。

平林充さん(写真右):茅野市役所 都市計画課 住宅係。宅地建物取引士の資格やファイナンシャルプランニング技能士の資格を活かしながら、空き家問題に取り組んでいる。

茅野のニュータウン「中大塩地区」で生まれる空き家

▲ コンパクトな戸建住宅が並ぶ中大塩地区

今回募集する地域おこし協力隊が主に活動する地域は、中大塩地区。

もともと山林や畑が広がるエリアでしたが、昭和50年代に長野県住宅供給公社が住宅団地として造成することに。近隣の県や都心部などから多くの人が移住し、ニュータウンとして発展しました。

▲ 自身も移住されてきた中大塩地区の区長・北澤さん

北澤さん「別荘として住宅を購入された方、仕事の都合で居住場所を探していた方、高原暮らしに憧れて移住したファミリー……みなさんさまざまな動機で、中大塩地区に移住されてきました」

「住宅団地」といっても、立ち並ぶのはきれいな佇まいの戸建住宅。計画的にまっすぐ伸びる道路や背景に広がる山々など、首都圏のニュータウンを思わせるような風景が広がっています。

移住者同士という共通点、住宅団地ならではの開かれた公共空間なども相まって、中大塩地区では心地よいコミュニティが育まれています。

▲ 地域で配布されている「ゆるなかカフェ」のチラシ

松尾さん「中大塩地区では、月に2回、地区社会福祉協議会支援のもと、住民有志の方が主催している『ゆるなかカフェ』というイベントがあります。子どもは無料、大人も100円という参加費で、コーヒーやお茶を飲みながらおしゃべりしたり、料理体験やカードゲームなどを楽しんだり。子どもも、大人も楽しんで参加しています」

▲ 宅地建物取引士の資格も保有する茅野市都市計画課の平林さん

平林さん「中大塩地区内の公園で、子どもたちが遊ぶ風景をよく目にしました。わざわざ出かけていく公園ではなく、住宅団地内という日常の動線の中にある公園だから、子どもたちも集いやすいのかもしれません」

暮らしやすい地域である一方、近年は「空き家」という問題に直面してきました。

ニュータウンとして開発されてから約50年。初期に入居した世代では、子どもが独立し、夫婦だけで暮らすようになり、やがて施設に入居するケースも。そうした状況の中で、空き家が増えているのです。

しかし、多くの人がイメージする空き家問題と比べて、中大塩地区は少し事情が異なるかもしれません。

一般的に「空き家問題」というと、膨大な荷物の片付け、傷んだ箇所の補修、水道・電気といったインフラ整備などのシーンにスポットが当たるケースがあります。一方、中大塩地区の空き家問題では、「いかに直すか」ではなく「いかに流通させるか」が鍵になります。

▲ 地域おこし協力隊として、茅野市の空き家問題に取り組んできた松尾さん

松尾さん「中大塩地区の空き家は、比較的新しく、状態のいい物件もあります。大きい古民家は、リノベーションにお金も労力もかかりますが、そうした不安が少ないです。さらに、茅野市は、新宿への特急電車もあり、東京へのアクセスも良好で、八ヶ岳の麓に広がる高原都市として、移住人気の高いエリア。市場に流通できれば、買い手がつきやすいんです」

空き家所有者の“心のボトルネック”

▲ 中大塩地区が発展していった様子を伝える資料

「流通できれば買い手はつく」——そうした状況があるにも関わらず、どうして流通しないのでしょうか。そこにどのような障壁があるのでしょうか。

大きな要因のひとつとなっているのが、所有者の迷いや不安です。「何から手を付ければいいのか」「費用はどれくらいかかるのか」など、住宅を市場に出すまでにハードルを感じてしまい、なかなか動き出せずにいるのです。

北澤さん「私自身、空き家を所有していますが、市場に出せる状態にするまで、荷物を片付けてきれいにしなければ、と思うとなかなか腰が重いんですよね。また、両親が住んでいた空き家を、現役世代の子どもが処分する、というケースも多いんです。『どうするか考えなくては』と思っていても、普段は仕事で忙しいため、後回しになってしまうといったケースも少なくありません」

しかし、空き家を処分するタイミングを先延ばしにしてしまうことで、さまざまなリスクが生じてしまいます。

平林さん「10年以上放置されて換気もされていない住宅は、どんどん傷んでしまいます。動き出すタイミングが遅いと、解体するしか選択肢が残っていないことも。茅野市では空き家相談会を開催しているんですが、『もう少し早く動き出すことができていたら、売却する、リフォームして貸すなど、さまざまな活用の道があったはずなのに』と悔やまれるケースにも出会ってきました」

所有者に、できるだけ早いタイミングで「その後」を考えるきっかけをつくり、迷いや不安を払拭できるか。

中大塩地区の空き家問題においては、そのことが特に重要になります。

北澤さん「今は、空き家を買い取り、荷物を処分し、リフォームして販売するまでワンストップで対応できる業者さんもいますよね。そういうところに依頼すると、所有者が考えないといけないこと・やらないといけないことはかなり減るはず。本当はそういう選択肢もあるんです」

松尾さん「空き家には、流通だけでなく“活用”というアプローチもあります。『いきなり住宅を買うのは怖いから、まず借りたい』というのが移住希望者の本音。賃貸できる空き家が増えれば、空き家をどうにかしたい人と移住したい人、双方のニーズを満たすことができます。私自身も非営利の中間支援組織を立ち上げて、空き家のサブリース事業を始めました」

さまざまな人と関わることで、少しずつ風穴を

今回募集する地域おこし協力隊の役職は「空き家つなぐパートナー」。

所有者の迷いや不安に耳を傾けながら、行政が直接紹介・仲介しにくい民間事業者の情報を整理した上で「こういう選択肢がありますよ」と提案する。そうした働きが求められています。

平林さん「まず所有者の方の不安や迷いを払拭し、動き出すきっかけを提供してほしいと思っています。どんなことがブレーキになっているのか、どんな選択肢があるのか、所有者の方に伴走しながら一緒に考えてほしいんです。思い入れのある空き家を処分したり、これまでと異なる用途になったりすることは、所有者の方にとっても大きなイベント。対話を重ね、丁寧に関係性を構築していただけたらと思います」

不動産に関する知識のサポートや所有者の照会などは、茅野市がバックアップ。地域おこし協力隊は、所有者の方の“心のボトルネック”を解消することに集中できます。

松尾さん「これまで私自身も地域おこし協力隊として、茅野市の空き家問題に関わってきましたが、家族の気持ちに寄り添うことが大切だと感じています。家族みんな『このままではいけない』と思っていても、それぞれ思い入れは異なるし、意思統一が難しかったりする。だからこそ、対話をコーディネートする私たちのような第三者がいる意味があるんです。以前、それぞれ離れて暮らしていて、なかなか意見がまとまらずに困っていたご家族と対話し、一部の方とはリモートで話したことがあります。2時間ほどお話ししたら、みなさんスッキリして、早速、翌年の春から賃貸として活用することが決まりました。こうした瞬間に立ち会えるのは、本当に嬉しいことです」

▲ 地域住民たちで空き家を改修している様子

また、地域で空き家について考えるきっかけを提供することも、期待されている役割のひとつ。たとえば、空き家の見学ツアーや片付けワークショップなどを開催して、空き家だった住宅に人が訪れ、整備されて、新たな変化が生まれていく様子を地域に開き、可視化する。

そうして、地域住民のあいだに「いずれ自分たちの住宅も空き家になるかもしれないから考えなくては」という気づきをもたらすことも期待されています。

松尾さん「空き家になる一歩手前の段階できっかけを提供することも、地域おこし協力隊には求められると思います。『今は両親が住んでいるけれど、もしもの時は誰も住む人がいなくなってしまう』というパターンが、一番多いんですよ。お子さんたちは都会に出て、あちらで生活の基盤を築いていて、戻ってくる予定もない……そういう方たちは、『空き家予備軍』に近い。いかにその段階でつながれるかが、空き家を活用する鍵なんです」

「地域おこし協力隊の任期は終わるものの、立ち上げた中間支援組織で引き続き活動を続けるので、この募集で来られる地域おこし協力隊の方とぜひ協力したい」と話す松尾さん。

空き家問題は、行政やひとつの事業者だけで対応するには限界があります。だからこそ、さまざまな人が協力し、重層的にアプローチしなくてはなりません。

今回募集する地域おこし協力隊には、中大塩地区の空き家問題に欠かせない重要なプレイヤーとして期待されています。

空き家が活きる、その先の風景

▲ 空き家を活用した子ども食堂「塩むすびcafe」。ある女性の思いをきっかけに立ち上がった。

2024年12月、中大塩地区では、空き家を活用した子ども食堂がスタート。年間9000~13000食が提供されており、子どもたちの居場所や地域住民が集まる拠点として、空き家に新たな息が吹き込まれました。

さらに今後、この地域で空き家が循環することで、どんなシーンが生まれるのでしょうか。

今回募集する地域おこし協力隊は、新たな地域の風景を紡ぎ出す存在となることでしょう。

最後に、3人から地域おこし協力隊に応募する方へのメッセージをいただきました。

平林さん「『空き家=価値あるもの』という認識が広がって、次の人へつなぐことが当たり前になる。新たな地域おこし協力隊の方と、そんな循環をつくれたらと思っています。茅野は縄文時代から、人々の往来があり、住む人と訪れる人が関わり合ってきた土地です。交流を原動力とするDNAを持つまちだからこそ、たくさんコミュニケーションを取りながら、空き家が循環する仕組みをつくり上げてもらえたらと思います」

北澤さん「空き家が並ぶと、やっぱり少し地域が暗い印象になってしまうんですよね。でも、誰かが住んだり滞在したりして、コミュニケーションが生まれてくると、まちが明るくなるんです。今、私も空き家を貸し出すようになり、そこで暮らしてくれる人がいます。この茅野の景色を愛してくれて、日々、庭や畑を手入れして、週末は家族や友人を呼んで楽しんでいる。そうした様子を見るのが、何よりも嬉しいんですよ」

松尾さん「私自身、2年半前に移住してきました。都市部から訪れる方に『どうぞ見てください』と伝えたい場所が、茅野にはたくさんある。私の周りの移住者もよく言っていますが、茅野って飽きないんですよね。空き家がうまく活用されながら、茅野を訪れる交流人口、そして、ゆくゆくは人口そのものが増えたらいいなと思います。ここで地域おこし協力隊として活動される方は、仕事だけでなく、自分自身が暮らす茅野というまちを楽しんでもらえたら嬉しいです」

募集要項

活動の流れ

STEP
所有者の「動けない理由」を聞いて、一緒に整理する

窓口を訪ねてくる所有者の不安を丁寧に聞き取ります。

市内で動いている事業者のサービス内容や費用感の情報を整理して提供できるようになることが、まず最初のゴールです。

業者を推奨するのではなく、「こういう選択肢がある」と伝える橋渡し役に徹します。

STEP
中大塩地区で「実践」を地域に見せる

モデル地区・中大塩(空き家約100件規模)に週3日以上入り込み、自治会・住民と関係を築きます。

戸別訪問を通じた実態把握や課題の類型化を進め、「動けない理由」のパターンを地区全体で可視化します。

STEP
「見た人・聞いた人」が「次の相談者」になっていく

あなたの活動を見た方々が「あのように丁寧に対応してもらえるなら、自分もいつか相談しよう」と思い始めます。

その積み重ねが、行政が能動的に発見できなかった新しい空き家の掘り起こしにつながっていきます。

STEP
地域全体のホットラインをつくる

動き出した所有者が早期に相談できる窓口として「空き家つなぐパートナー」が地域に定着。

出前相談会・見学ツアーなどにも参加をつなぎ、茅野市の空き家が自然と流通していく「土壌」が完成します。

あなたが担うのは、「所有者の意思決定を支援し、民間業者へつなぐまで」のパートナー。

不安を抱える所有者が勇気を持って最初の一歩を踏み出せるよう、一番近くで優しく背中を押してあげる存在を目指してください。

3年間のイメージ

スクロールできます
1年目2年目3年目
テーマ中大塩に根を張る背中を押し、動かす茅野市全域へ広げる
舞台重点地区:中大塩中大塩→近隣地区へ茅野市全域(必要な地区へ)
主な活動週3日以上の地区入り込み/自治会・住民・市内事業者との関係構築/空き家約100件の戸別訪問・実態把握/ゆるなかカフェ等への参加/市内事業者情報のリスト化所有者の意思決定を伴走支援/出前相談会・見学ツアーの実施/中大塩モデルの型化・記録他地区への横展開開始/地域全体のホットライン化/「自然な流通の土壌」を完成/任期後の活動基盤づくり

中大塩地区で積み上げた実績と手法は、2〜3年目に茅野市内の他の必要とされる地区へと横展開していきます。

空き家問題の構造はどの地区も似ているため、一つの地区でモデルをつくれれば、次の地区では最初から「見せ方」がわかっている状態でスタートできます。

任期後は、茅野市への定住・空き家関連での起業・関連団体への就職など、3年間で築いた地域との関係を活かした次のキャリアを、一緒に考えていきます。

こんな方に来てほしい

想定している年齢層は30代後半〜50代前半。

実家や身近な空き家問題に当事者意識のある方、人の話を聞く力があり、地域コミュニティに馴染める方です。

男女どちらも歓迎ですが、単身高齢女性宅への訪問が多いという業務特性上、女性の方にもフィット感が高い仕事です(※応募者の年齢・性別を限定するものではありません)。

「実家のこと、親の家のこと、ずっと気になってきた」という方へ

自分や家族が「どうすればいいかわからない」と感じた経験がある方は、その感覚がそのままこの仕事に活きます。

所有者の気持ちに寄り添えるのは、同じ経験を持つ人だから。

「わかります」の一言が、最初の一歩を後押しします。

「これまでの経験を、もっと人の役に立てる仕事に使いたい」という方へ

前職が何であれ、「人と話してきた経験」「地域活動の経験」「調整してきた経験」は全部使えます。

ここでの3年間は「あの家が動いた」「あの人が動き出した」という実感が積み重なる日々になります。

「第二のキャリアを、地域と向き合う仕事で切り開きたい」という方へ

不動産知識ゼロ、DIY未経験、地方移住初めて——それで構いません。

大切なのは「人に寄り添える」こと。

年齢や過去のキャリアより、「この人に話してよかった」と思ってもらえる姿勢こそが、この仕事の核心です。

一軒の空き家が動くとき、その陰には必ず「その一歩に寄り添った人」がいます。

その人に、なってみませんか。

これだけあればOK(必須)

  • 人の悩みに寄り添え、助けたいと思ってアクションできる方
  • 人の話を最後まで聞ける。急かさない。感情を受け止められる方
  • 「わからないことはわからない」と言いながら、一緒に調べられる素直さ
  • 地域課題を、自分ごととして楽しめる感覚
  • 茅野市への移住・定住を本気で考えられる方
  • 普通自動車運転免許(AT限定含む)

あると嬉しい(歓迎・必須ではありません)

  • 空き家・移住定住・地域づくりへの関心
  • 軽作業・DIY・片付けが苦にならない方
  • SNS発信・写真撮影・記録が好きな方(発信力があると活動が広がります)
  • コミュニティ運営や地域活動の経験

こんな方には向かないかもしれません

  • 短期間で成果を出すことを最優先にしたい方(関係構築に時間がかかる仕事です)
  • 指示があれば動けるが、自分でミッションを設計するのが苦手な方

受け入れ体制とサポート

都市計画課住宅係の担当職員がバックアップします。

隊員が「地域に入り込む」ことに集中できるよう、茅野市が実施する空き家補助金等の受付業務や毎月の空き家相談会開催、それに付随する物件調査などの日常業務は職員が主に担います。

一人で抱え込む必要はありません。

周囲としっかり連携を取り、相談しやすいサポート体制がありますので、未経験の方も安心してきてください。

担当職員からのメッセージ

平林さん(茅野市 都市計画課 住宅係)

空き家問題の根底には、簡単には手放せない所有者の「心理的なハードル」があります。

これは、制度や補助金といった仕組みだけでは解決できない部分です。

だからこそ、その理由に丁寧に向き合い、時間をかけて所有者の不安を一つひとつ解きほぐしていく、そんな地道なアプローチを大切にしていきたいと考えています。

「じっくり腰を据えて、人の心に寄り添う活動がしたい」そんな想いを持った方をお待ちしています。

地域のために、私たちと一緒に一歩を踏み出してみませんか。

条件・待遇

応募条件

  • 地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない方
  • 3大都市圏の都市地域または政令指定都市に生活の拠点があり、採用日以降に茅野市へ住民票を移せる方(3大都市圏:埼玉・千葉・東京・神奈川・岐阜・愛知・三重・京都・大阪・兵庫・奈良の全域)
  • 申込時点で20歳以上の方
  • 普通自動車運転免許(AT限定含む)をお持ちの方
  • Word・Excel等の基本操作・インターネット・SNSを活用できる方
  • 心身ともに健康で、誠実に活動できる方
  • 任期終了後も茅野市への定住・地域活動への意欲がある方

応募から着任までの流れ

募集人数1名
活動期間採用日から最長3年間(年度ごとに更新確認、2年目以降の継続は予算状況により確定次第お知らせ)
採用予定日令和8年10月1日予定(転居等の状況により応相談)
雇用形態第1号会計年度任用職員(地方公務員法第22条の2第1項第1号)
給与月額214,606円/年収310万円程度(国の人事院勧告により変動あり。年1回昇給あり)
諸手当通勤費相当額・期末勤勉手当(条例・規則による)。社会保険:健康保険・厚生年金・雇用保険適用
勤務時間原則 平日8:30~16:30(休憩1時間)
業務の都合により、土日及び祝日の行事対応や夜間の会議に参加していただくことがあります
休暇年次有給休暇・療養休暇・特別休暇(条例による)。休日勤務の場合は代替休暇対応
住居市営住宅を提供(家賃36,000〜40,000円/月は茅野市負担)。活動中に地域の空き家へ転居することも可能
副業協力隊活動に支障のない範囲で可(要許可申請)
勤務地長野県茅野市

エントリー前オンライン説明会(希望者)

8月7日(金)20時から
※個別説明希望者には8月7日以降、日程調整のうえオンラインで対応させていただきます。

  1. エントリー(締切:令和8年8月20日)
    ▼エントリーはこちら
  2. 一次選考(書類選考)
    選考結果はメールにてご連絡します
  3. おためし協力隊(2泊3日)
    ※3日目に最終面接を行います。中大塩地区での活動体験と最終面接を実施します(9月5〜7日予定・交通費は自己負担)。
  4. 内定・着任 令和8年10月1日着任予定

「ちょっと気になるけど、応募するほどじゃないかも…」という段階でも大歓迎です。

まずは話だけでも。

お気軽にフォームよりお申し込みください。

担当職員からのメッセージ

平林さん(茅野市 都市計画課 住宅係)

『空き家=価値あるもの』という認識が広がって、次の人へつなぐことが当たり前になる。

新たな地域おこし協力隊の方と、そんな循環をつくれたらと思っています。

茅野は縄文時代から、人々の往来があり、住む人と訪れる人が関わり合ってきた土地です。

交流を原動力とするDNAを持つまちだからこそ、たくさんコミュニケーションを取りながら、空き家が循環する仕組みをつくり上げてもらえたらと思います」

お問い合わせ

〒391-8501 長野県茅野市塚原二丁目6番1号
茅野市役所 都市計画課 住宅係
TEL:0266-72-2101(内線537) FAX:0266-82-0237
E-mail:toshikeikaku@city.chino.lg.jp
茅野市ウェブサイト:https://www.city.chino.lg.jp/

執筆:小林拓水 撮影:五味貴志