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協力隊募集情報

「移住者を増やす」の、その手前で。#筑北村 #地域おこし協力隊 #求人

募集中

村を好きな人を、村の外に育てていく。
筑北村 初代 村公認インフルエンサー(仮)募集

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募集概要

募集職種・人数初代 村公認インフルエンサー(仮)/地域おこし協力隊 1名
活動期間採用日から最長3年間(年度ごとに更新確認、2年目以降の継続は予算状況により確定次第お知らせ)
採用予定日令和8年12月1日予定(転居等の状況により応相談)
雇用形態第1号会計年度任用職員(地方公務員法第22条の2第1項第1号)
給与月額218,600円(改定の可能性あり)
期末・勤勉手当(6月・12月)、時間外勤務手当、通勤手当あり
勤務時間8:30〜17:00(週5日・土日休み)、筑北村役場に常駐
機材・住居カメラ・編集用PC・Adobe等は村が整備予定
職員住宅の案内あり、業務時間外の副業可
副業協力隊活動に支障のない範囲で可(要許可申請)
主な応募条件三大都市圏の都市地域または政令指定都市に住み、採用後に筑北村へ住民票を移せる方/SNSの運用経験と実績を示せる方/普通自動車運転免許(AT限定可)/申込時点で20歳以上 ほか

個別相談も随時受付中!
▼個別相談申し込みはこちら(ながの人事室)

  1. エントリー(締切:令和8年10月31日)
    ▼エントリーはこちら(ながの人事室)
  2. 一次選考(書類選考)
    選考結果はメールにてご連絡します
  3. オンライン・カジュアル面談
  4. おためし協力隊(2泊3日)
    ※3日目に最終面接を行います。中大塩地区での活動体験と最終面接を実施します(11月14〜16日予定・交通費は自己負担)。
  5. 内定・着任:令和8年12月1日着任予定

「ちょっと気になるけど、応募するほどじゃないかも…」という段階でも大歓迎です。

まずは話だけでも。

お気軽にフォームよりお申し込みください。

担当職員からのメッセージ

筑北村 企画財政課 沖 龍太朗さん

豊かな自然と昔ながらの風景が残りながら、県内の主要な市にもアクセスでき、鉄道・高速道路もあって交通の便もよい。筑北村は、そんなギャップのある村です。

この村を知って、好きになって、ファンになってもらうために、一緒に考えながら、お持ちのスキルや感性を発揮していただける方を探しています。

お問い合わせ

筑北村役場 企画財政課
〒399-7501 長野県東筑摩郡筑北村西条4195
TEL:0263-66-2111
E-mail:kizai@vill.chikuhoku.lg.jp
筑北村ウェブサイト:https://www.vill.chikuhoku.lg.jp/

「移住者が増えたら、具体的に、何がいいの?」

▲ 観光地らしい観光地は少ないけれど、どの景色にも暮らす人の気配がある、筑北村

そう聞かれて、すぐに答えられる人はどれくらいいるでしょう。税収、担い手、地域のにぎわい。どれももっともらしいけれど、それは本当に、誰かが住民票を移さなければ手に入らないものなのか。

長野県のほぼ真ん中、標高665mの山あいにある筑北村(ちくほくむら)は、この問いを自分たちに向けた村です。人口はおよそ3,800人。長く移住施策に力を注いできた村がたどり着いたのは、本当に増やしたいのは移住者ではなく、この村を好きな人なのかもしれない、という気づきでした。住んでいなくても、まだ来たことがなくても、画面越しに村を気にかけてくれる人。その最初の扉として、村はSNSを選びました。

今回の募集は、地域おこし協力隊。役割名は「初代 村公認インフルエンサー(仮)」です。Instagramで村の日常を届け、村のファンを育てていく、任期最長3年の仕事。機材は村が整える予定、投稿の最終確認は役場の担当者が担います。

玄関先に、野菜が置いてある村

夏の夕方、家に帰ると、玄関に野菜が置いてある。次に顔を合わせたときにお礼を言えば、「置いといたよ」と、何でもないことのように返ってくる。この村で暮らす協力隊員の家では、それが夏の日常なのだそうです。

▲ わざわざ書き置きはなくても、誰からの贈り物かはだいたいわかる

いま村では、5人の地域おこし協力隊が活動しています。直感でこの村に決めた人もいれば、羊飼いとして独り立ちする準備のために来た人もいる。この土地を好きになってから来なければいけない、なんて決まりはありません。

▲ 群馬県出身の青野さん(左)と、神奈川県出身の髙橋さん(右)。村に来た理由は違っても、ふだんから声をかけ合う仲だ

ただ、温かさだけで暮らしが回るわけでもありません。

3つの村が合わさって生まれたこの村には、いまも旧村名で呼び分けるほど地区ごとの結びつきが残り、その近さはときに難しさにもなる。

表に出てこない声があること、公的な立場でどこまで関わるかに迷うこと。先輩隊員たちはそんな本音も隠さずに話しながら、できないことは曖昧にせず、できることで返していけばいいと教えてくれました。出られない草刈りの日には、前もって少しだけ刈っておく。そんな積み重ねが、関係を少しずつ編み直していくのだと。

二人はなぜ、この村を選んだのか。暮らして1年半で見えてきたことと、地域との距離のとり方。先輩隊員の話を、もう少し聞いてみませんか。

「知らない」と言われる、さみしさ

この暮らしの手触りを、村の外に届ける。それが今回の仕事です。けれど、そもそも村の外に、この村を知っている人はどれくらいいるのでしょう。

人口はこの10年でおよそ1,000人減り、住民の半数が65歳以上になりました(2026年7月時点)。村の外から来た担当職員は、隣の市町村の人にさえ村を知られていないことに、さみしさを覚えるといいます。だからまずは、知ってもらうところから。

村にはこれまでに開いたSNSアカウントがいくつもあるけれど、運用が続かず、更新が止まったものも残っています。職員がSNSに割ける時間は、業務の1割ほど。だからむしろ教えてほしい、と担当課は率直です。

「SNSは、あくまで手段」。打ち合わせのあいだ、担当課の誰の口からも繰り返し聞こえてきた言葉です。撮ってほしいのは観光地ではなく、暮らし。そのヒントは、村長室の壁にありました。

鎌田村長の部屋には、村長自身が撮った四季折々の田んぼの写真が飾られています。当たり前の景色こそ、初めて来た人には新鮮に映るはず。村長が協力隊に託したいのは、その「外からの目」です。

▲ 2025年11月に就任した鎌田村長。何を発信するかは「協力隊の方と相談しながら決めていきたい」と話してくれた

外の目に映った景色が届き、画面の向こうの誰かが「行ってみたい」とつぶやく。その声が、今度は村の人に「うちの村にも、見てもらえるものがあったのか」と気づかせる。村の公式キャラクターの天舞(てんま)くんとちくにゃんも、もとは過去の協力隊のアイデアから生まれたもの。外からの視点が村の顔になる前例は、もうあるのです。

▲ 「隠れた名所」として名が挙がる、オートバイ神社(安宮神社)。珍しい狛猫が出迎えてくれる。

一本の動画が、最初の扉になる

村はこの取り組みを「ほくほくちくほくプロジェクト」と名づけました。中心になるのは、Instagramのリール(縦型動画)。週2回以上を目安に、企画から撮影、編集、投稿、コメントへの返信までを担い、田んぼの四季や行事、そこで暮らす人の言葉を届けていきます。

並行して、ばらばらのアカウントを整理して方針を立てること、村の人や村長を取材すること、他の自治体の事例から村に合うやり方を提案すること。覚えたノウハウを職員と分け合い、役場の中に残していくことも大事な役割です。

3年間は、段を上るように進みます。1年目は「知る・撮る・整える」、2年目は「ファンを育てる」、3年目は「むらづくりが動き出す」。発信の型をつくり、フォロワーと言葉を交わし、やがてファンが実際に村へ足を運ぶ流れをつくっていきます。

任期のあとは、業務委託として発信を続ける道、Webや動画制作の仕事へ広げる道、ケーブルテレビとの連携、状況によっては会計年度任用職員として続ける道も。まだかたちの決まっていないものも含め、3年間の歩みをもとに一緒に描いていく考えです。

数字より、続けられる人へ

SNSの仕事と聞くと数字が頭に浮かびますが、担当課の課長の話は意外なものでした。30人近くの協力隊を迎えてきたけれど、数値の目標を課した記憶はあまりない。数をこなすより、意図を持って届けてほしい。応募で見るのも、フォロワーの多さより、続けてきたかどうかだそうです。

向いているのは、たとえば、採れた野菜を前にスマホを構えるより先に「これ、どうやって育てたんですか」と聞いてしまう人。反対に、投稿数をこなすことが目的になってしまう人や、地域との関わりを面倒に感じる人、成果を急ぎたい人には、少し窮屈な場所かもしれません。村内での信頼も村外のファンも、地道にしか積み上がらないからです。

そのかわり、ひとりで抱え込まずに済む仕組みはあります。拠点は役場の中で、投稿の最終確認は担当者が担う。カメラや編集用のパソコン、Adobeなどのソフトは村が整える予定で、すぐ近くには協力隊の先輩やOB・OGもいます。住まいは職員住宅も案内でき、業務時間外なら副業もできます。

「移住者が増えたら、何がいいの?」 その問いに、筑北村はまだ答えを出しきれていません。だからこそ、一緒に答えを探してくれる人を待っています。

玄関先の野菜。村長室の田んぼの写真。見慣れた景色が誰かの画面に届き、「いつか行ってみたい」という声になって返ってくる。あなたが一本の動画を届けるたびに、この村を好きな人が、どこかでひとり増えていく。それが、筑北村のむらづくりの始まりになります。

給与・勤務条件・選考の流れなどの詳細はこちらから。

担当者から、応募を考えている方へ

筑北村 企画財政課 沖 龍太朗さん

豊かな自然と昔ながらの風景が残りながら、県内の主要な市にもアクセスでき、鉄道・高速道路もあって交通の便もよい。筑北村は、そんなギャップのある村です。

この村を知って、好きになって、ファンになってもらうために、一緒に考えながら、お持ちのスキルや感性を発揮していただける方を探しています。

募集概要

募集職種・人数初代 村公認インフルエンサー(仮)/地域おこし協力隊 1名
活動期間採用日から最長3年間(年度ごとに更新確認、2年目以降の継続は予算状況により確定次第お知らせ)
採用予定日令和8年12月1日予定(転居等の状況により応相談)
雇用形態第1号会計年度任用職員(地方公務員法第22条の2第1項第1号)
給与月額218,600円(改定の可能性あり)
期末・勤勉手当(6月・12月)、時間外勤務手当、通勤手当あり
勤務時間8:30〜17:00(週5日・土日休み)、筑北村役場に常駐
機材・住居カメラ・編集用PC・Adobe等は村が整備予定
職員住宅の案内あり、業務時間外の副業可
副業協力隊活動に支障のない範囲で可(要許可申請)
主な応募条件三大都市圏の都市地域または政令指定都市に住み、採用後に筑北村へ住民票を移せる方/SNSの運用経験と実績を示せる方/普通自動車運転免許(AT限定可)/申込時点で20歳以上 ほか

※条件の詳細はながの人事室の掲載ページをご確認ください。

お問い合わせ

筑北村役場 企画財政課
〒399-7501 長野県東筑摩郡筑北村西条4195
TEL:0263-66-2111
E-mail:kizai@vill.chikuhoku.lg.jp
筑北村ウェブサイト:https://www.vill.chikuhoku.lg.jp/

記事構成・執筆:一般社団法人ローカルイノベーションイニシアチブ/写真:山田智大